手づくりアロマローション(化粧水)でアトピーの痒みを抑える方法
アトピーといえば痒み!
痒み対策をどうしていますか?
わたしは悩みに悩み・・・。
昨年の春くらいからローションを手作りしています。
だって、市販の化粧水って絶対にあわないんです・・・。
アトピーが悪化しているときは特に!
手づくりについての材料を買ったショップなどは、本サイトのブログ・ラッキーになるためのハッピーナチュラルライフで書きました。
こちらでは、アトピーの痒み対策でなぜアロマを選んだのかなど、もっと特化して書いてみたいと思います。
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目次
なぜアトピーでアロマ?
人によって効くかどうかはわかりません。
カワバタクリニック院長・川端 一永先生
が本で書かれていますが、95年から痛みの補助療法としてアロマセラピーを取り入れているようです。
わたしはたまたまアトピーについて検索しているときに『アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる (ビタミン文庫)』という本を見つけて中古で購入しました(絶版のようです)。
それから、病院の薬だけじゃなくて、アロマとかも併用すればいいんじゃない?と思い、手作りアロマのローションについて興味を持ちました。
わたしは、お風呂上りにこの手づくりローションをシュシュッと全身に使っています。
髪を乾かす前の頭皮にも!
100%効くわけではありませんが、何もしないよりは痒みが緩和しています。
今は薬と併用しています。
あくまで緩和が目的ですが、軽度の人であれば、もしかしたらこれだけでもなんとか過ごせるのかな?と思ったりします。
ちなみにわたしは中程度の難治性です。
痒み&アトピーにいいらしい精油と効能、抗菌作用について
あまり精油に詳しくはありませんが、アトピーの痒み対策で使える精油はこんなものです。
- ティートゥリー :抗菌作用
- 真正ラベンダー :痒みのイライラを抑える、抗菌作用
- ローマン・カモミール :抗アレルギー作用(マスト細胞からのヒスタミン放出を抑制)
- ジャーマン・カモミール:抗アレルギー作用(ヒスタミンの働きを抑え、強い痒みを抑制)
- ヨーロッパアカマツ :抗炎症作用
- ブラックスプルース :抗炎症作用
全部なくてもいいと思います。
アトピーが軽度の人であれば、ティートゥリーと真正ラベンダーが最低限あればいいのかなと思います。
その中で重要なのが抗菌作用のあるティートゥリー。
アトピーの原因が『人間の皮膚に存在するカビが作り出すたんぱく質が原因である』という発表が、2013年6月に広島大大学院から発表がありましたよね。
この発表が出る前から、アトピーさんはティートゥリーの抗菌作用で症状を緩和させている人がいたりしました。
(アトピーさんのブログに結構記載があります)
人の肌には常在菌がいますが、なんらかの菌が悪さをしているのかもしれません。
ラベンダー精油ですが、ラベンダーといっても種類があるんです。
ラベンダー、真正ラベンダー、コモンラベンダー、イングリッシュラベンダーなど・・・アトピーのために使おうと思わなければ知りませんでした。
なぜ真正ラベンダーなのかというと、抗菌作用の他に鎮静作用や神経のバランス作用が強いんだそう。
わたしは個人輸入サイトのアイハーブで買っていますが、『Lavandula Officinalis』となっていれば真正ラベンダーです。
わたしの愛用のラベンダーはこれ Now Foods, Organic Essential Oils, Lavender, 1 fl oz (30 ml)
ローマン・カモミール、ジャーマン・カモミールは、共に抗アレルギー作用があるといわれています。
それぞれ働き方が違うようで、ジャーマン・カミモールのほうが作業が強いイメージです(詳しくなくてすいません)。
ヨーロッパアカマツとブラックスプルースは、かなり強い作用ですので大量に使うものではありません。
どちらかがあればいい精油だと思います。
わたしはパインを使っています。
また、最初から強いブレンドでローションを作ると、あとあとあまり効かなくなることもあるので、最初はヨーロッパアカマツとブラックスプルースは使わないで様子をみるか、入れてもどちらかを1~2滴のほうがよさそうです。
さくら的ローション(痒み対策)※湯銭をして作ります
- 精製水(ミネラルウォーター):80g(80ml)
- グリセリン : 5g
- スクワランオイル : 5g
- 水素添加(植物性)レシチン : 3g
- ヒアルロン酸Na1%溶液 : 5g
- セラミド溶液 : 2g
- ティートゥリー精油 :12滴
- ラベンダー精油 : 4滴
- ローマンカモミール : 2滴
- ジャーマンカモミール精油 : 1滴
- パイン精油 : 1滴
※出来上がり合計が100gになります
こちらの手順は、ほぼ アトピー用保湿剤の作り方 を参照して作りました。
オイルの割合は、わたしの好みでこうなりました。
スクワランオイルをホホバオイルに変えてみたこともあります。
自分にあうオイルであることが重要かなと思います。
さくら的混ぜるだけ簡単ローション(痒み対策)
- 精製水(またはミネラルウォーター):90g(90ml)
- グリセリン :10g(10ml)
- ティートゥリー精油 :12滴
- 真正ラベンダー精油 : 4滴
- ローマンカモミール精油 : 2滴
- ジャーマンカモミール精油 : 2滴
(ジャーマンカモミールを1滴、パイン1滴にしているときもあります)
湯銭が面倒なとき、オイルを使わないときは、混ぜて作るだけの簡単ローションを使っています。
もっと面倒なときは、グリセリン抜きで精製水100mlで精油だけ入れてるときもあります(^^;)
※自作のローションでも、作ったときは必ずパッチテストをしてください!
人によって合わない場合もあります。
例えば、ぶたくさのアレルギーがある人だともしかしたらカモミールがダメかもしれません。
もしあわなくても責任が取れませんので、十分に注意をしてくださいね。
また、水道水を使っていないので日持ちがしません。
一週間を目安に使い切れる分だけ作るのがポイントです(水は腐ります)。
手づくりコスメで使う材料について
手づくりコスメを作るにあたって、材料を揃える必要性があります。
最低限であれば、作ったローションを入れる容器、アロマオイル、精製水(またはミネラルウォーター)があるとできます。
きちんと作る場合は、温度計やビーカー、グリセリンやレシチンが必要です。
肝心のエッセンシャルオイル(精油)ですが、今回はほとんどをアイハーブで買っています。
アイハーブは、アメリカのオーガニックやナチュラル系のアイテムを取り扱う個人輸入のサイトです。
精油は、今回ジャーマン・カモミール以外は全部アイハーブで買っています。
必要な材料については、本サイトのほうにまとめていますので、詳細はそちらをご覧くださるとありがたいです。
材料はこちら キッチンコスメの初心者がアトピー対策用の手作りアロマ化粧水を作る!
買い物の方法はこちら 個人輸入iHerb(アイハーブ)簡単な買い方の方法[画像付き]
英語を日本語にする方法 iHerb(アイハーブ)英語の商品説明を日本語表示に翻訳する方法
(いずれもわたしの本サイトへ飛びます)
手づくりが面倒なら買うという手も!
手づくりが面倒な人は、 ティモティア化粧品 がいいと思います。
痒みにいいとされるアロマの精油を使って作られたもので、実はわたしも何度か購入しました。
しかし・・・全身で使うわたしには続けるとなると費用がきつく、ローションは自分で作ることにしました。
参考にした著書・サイト
アロマセラピーで痛みとかゆみは治せる (ビタミン文庫)
アトピーとの闘い(成人女子)ーその8(精油(アロマオイル)を補助的に用いて)
私が辿り着いた、「ステロイドに代わるアトピー軟膏」
アトピー用保湿剤の作り方
手作りコスメのベーシック・レシピⅠ
アトピーケアレシピ ローション
医師がすすめる「アロマセラピー」決定版―肥満、ぜんそく、アトピーからパニック障害まで撃退! (ビタミン文庫) | ||||
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コメント
ティーツリーで思い出しましたが、腸内のカンジダ殺菌にはニンニクを使うそうですよ。
一応何かの役に立つかもしれないので書き込ませていただきます。
ではでは!
アトピー25歳男性さん、こんにちは。
腸内のカンジダはニンニクなのですか!
善玉菌が増えるからですかね。なるほど。
そういえばにんにくは最近食べてなかったです。
ヨーグルトは乳製品なので最近食べないで様子を見ているので(乳製品アレルギーなので)、ニンニクは忘れてました。
どうもありがとうです!
カンジダ菌は死ぬときに毒素をふりまくこともあって、カンジダ殺菌(にんにくの常用)を始めると一時的に調子が悪くなるのが通常のようですので、調子がよいときに始めたほうがいいかもしれません。
私はあんまり悪化を感じられなかったので、ひょっとしたらカンジダはあんまり関係なかったのかもしれません。(宮入菌を摂取していたからそれまでにとっくに駆逐されていた可能性はあります)
ただしカンジダがアトピーの悪化に関与するのはどうも間違いなさそうですから、うまくにんにくを取り入れていくと、腸からの栄養吸収を助けられるのではないかと思われます。
カンジダは甘いもので急激に増えるようですし(そして私は甘いものが大好きです(笑))。発酵食品でも増えるというような話もあるようです(本当か?)
同時に善玉菌の乳酸でも抑えられるという話で、アメリカにおいてはアシドフィルス菌(乳酸菌の一種)を用いてカンジダ菌の抑え込みをするケースもあるようです。
内臓と皮膚だと、体はどうも内臓を優先して回復させようとする傾向があるようですし、参考になれば幸いです。
ではでは!
アトピー25歳男性さん>
なるほど・・・にんにくで一時的に悪化するとなると、一時期毎日食べていたときに悪化したように見えたのはそのせいかもしれませんね。
カンジダが関係あるかどうかというのは、ものすごく判断が難しいですね。
わたしのようにステロイドを常用しているとカンジダはなりやすいそうなので、きっとわたしには妙な菌が何かしらいると思ってますが、単なる思い込みというのもあるかも(^^;)
カンジダは甘いもので増えるのと発酵食品でも増えるという説があるのは聞いています。
甘いものを取ると痒みが増したりすることからそれは正しいのかなと思うんですが、発酵食品はどうなんでしょかね。
発酵食品はもともとは菌だから増殖させるだけ…と考える人がいますね。
わたしは発酵食品は気にせずもりもり食べてますが(笑)。
乳酸菌をサプリなどで接取しはじめた人が驚くほど痒みが減ったという話もありますが、きっとその人には菌を抑え込めたのでしょうね。
>内臓と皮膚だと、体はどうも内臓を優先して回復させようとする傾向がある
内蔵が弱っていてそれが肌に出ているのでしょうから、内臓から修復されて当然・・・そうは思うものの、見た目を気にする派としてはわかっていても焦ったりしちゃいます(^^;)
動揺しないようにメンタルも修行が必要です~!