ステロイド軟膏でなぜリバウンドが起こるのかを真剣に考えてみた
アトピー患者の人は、だいたい一度は『脱ステ』を考えますよね。
脱ステ・・・・・・ステロイド軟膏を使う生活から脱出するということですが、どれくらいの人が脱ステってしているのでしょうか?
ちなみに、わたしは脱ステ失敗組です・・・。
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ステロイド外用薬について、素人が必死に考えてみた
もともと、ステロイドは腎臓の上にある副腎というところで作られる副腎皮質ホルモンの一種ですね。
それを塗り続けると、自分で副腎皮質ホルモンのステロイドが作る力がなくなってしまう、だからステロイド軟膏をやめたときに、反動がきてしまい、ステロイド皮膚症になってしまう可能性があると言われています。
でも、もともとは体内で作られていたホルモンなのだったら、使い続けても大丈夫なはずですよね?
・・・ということは、『ステロイド軟膏』が何等かの悪さをしてしまっていると考えるのが自然かもしれません。
アトピー性皮膚炎の患者にステロイド軟膏を使うのは、炎症が起きているときなどを抑えるために使いますよね。
皮膚は、排泄器官の一つです。
通常は、便や尿で排出されるべき老廃物が、うまく排出されず、肌から排出されている、それが炎症や湿疹になって出てしまっているのがアトピー性皮膚炎かなと思っています。
なぜこう考えたのかとうと、アトピーさんは胃腸が弱い人が多いという点。
自分が便秘ぎみで、胃も壊しやすい点を考慮しています。
肌の炎症は、排出できなかった毒素が血管の血液に乗って回っていて、肌に炎症や湿疹という形で排出、そこにステロイド軟膏を塗るので、そこから体内に入り、身体を巡って患部以外のところにも飛び火してまうのかなと思いました。
(もう、本当に素人の感覚的な考えなんですが・・・)
わたしが不安だったのは、ステロイド軟膏を長期使用しているから。
なんせ、アトピー歴が30年超えていますからね・・・。
最近知ったのですが、ステロイド外用薬には半減期があるようなので、使う期間と使わない期間をうまくすれば、ステロイド薬でもコントロールが可能なのかなと思ってきました。
今回、何度か脱ステをして失敗し・・・ということをしてみて、ステロイド外用薬を使わない期間があったときに使ってみると、少量でも効いてきました。
これは体内から多少は抜けたから・・・と考えるべきで、そうなると半減期をうまく利用すれば、脱ステなどという恐ろしく痒くメンタルがやられてしまう状態に陥らなくていいのかな・・・と。
ただ、これは思っただけでまだ実践できていません。
本来であれば、酷くなったところをちょっとだけ使って肌を良くして、あとは食生活や生活習慣を見直すように皮膚科で指導してくれれば・・・と思ったのですが、やはり西洋医学ではこの考え方には至らない気がするので、個人的にはちょっと辛かったけれど、ステロイドでのアトピー治療について考えるきっかけが出来てよかったのかもしれません。
長文でステロイド軟膏について悶々と考えましたが、結局はアトピーが治ればなんでもいいんです!
こうやって考えをまとめることで、わたしはまたステロイドを使い始めました。
・・・激しい痒み、湿疹、炎症・・・・・・メンタル的に耐えられなかったのです・・・(>_<)
少しステロイドの力を借りて、肌を見た目で状態をよくしつつ、体内の改善に努めたいと思います。
※これは、医学知識のないわたしの感覚的な個人的私見です。医学的には違うものと思われますので、ご注意くださいませ。